2017/01/04新年のご挨拶
新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
今年も残りわずかとなりました。一年間いろいろとありがとうございました。ご迷惑をおかけした点が多々あるかと思いますがこの場でおわびいたします。あたたかく見守っていただいた皆様にスタッフ一同感謝いたします。
さて、この冬の感染症も冬休みの開始とともに一時休止期に入ってくれるといいのですが・・・。
1.感染性胃腸炎
多いですね。他の感染症が入り込む余地がないほど感染性胃腸が流行中です。基本的な予防策は
手洗い、うがいです。完全に治るまで時間がかかるお子さんも大勢います。無理せず、ゆっくり
休養を取ってください。クリスマスやお正月のごちそうが食べられるように。
2.インフルエンザ
当院近隣の小中学校では流行のスタートは早かったのですがすぐ落ち着き、まだ流行の兆しも
ありません。単発で兄弟、家族間の発症はありますが、本格的な流行は例年通り1月中旬以降
でしょうか?
3.おたふくかぜ、水痘
一部の保育園、学校などでの小さな流行は見られています。予防接種を受けましょう。
おたふくからの難聴の発生率は高く、治療法はありません。ワクチンをお勧めします。
水痘も定期接種になり、小さなお子さんたちの流行は減ってきていますが、2回目の接種を忘
れている方が時々いらっしゃいます。3歳前に2回目の接種を忘れづに。
4.その他の感染症
手足口病が一部の保育園で出ています。1歳前後のお子さんを中心に発熱も軽く、手、足を中
心に発疹が出て受診される方もいらっしゃいます。多くは軽症です。
マイコプラズマ感染症:長く続く咳、上下する発熱などの症状からマイコプラズマ感染症と
診断される方もまだまだいらっしゃいます。長引く咳の方は早めの受診を。
RSウイルス感染症:今年は夏の終わりからの早い流行でしたが、少し落ち着いてきてはいま
すが咳、鼻水の多い赤ちゃんのなかにはRSウイルス陽性の方がいます。乳児期の感染には気
を付けましょう。この季節赤ちゃんは不要の外出を控えましょう。たかが鼻水ではありませ
ん。早めの受診を。
いろいろな感染症が出る季節です。大騒ぎの反応が出る季節でもあります。冷静に対応しましょう。
マスコミも医療関係者も、「なになにがでました。」と騒ぎ立てることはどうなのかな?といつも感じています。私たちこそ冷静に、みなさんに不安を与えないような対応の仕方が必要と思っています。不安を感じた方はいつでも言ってください。ゆっくりお話すればわかることは多いはずです。
ようやく秋らしい日がやってきました。朝晩の冷え込みもきびしくなり、体調の管理には十分気を付けてくださいね。
いろいろな感染症も出始めています。手洗い、うがいの季節です。
1.近隣の小学校、中学校ではインフルエンザが出始めました。
大き流行にはならずにいったん収束しましたが、いろいろな学校で小流行が出ているようで
す。症状も比較的軽いので、あまり神経質にならず冷静に、対応しましょう。まずは予防接種
です。1回目の接種もまだの方は早めに接種しましょう。手洗い、うがいも忘れづに。
2.RSウイルス感染症
今年は夏の終わりから早い流行がみられだいぶ少なくなってきていますがまだ咳のひどいお
子さんの中にはRSウイルス感染のかたがいます。喘息を持っている方がRSウイルスにかかる
と悪化しゃすく、また乳児は重症になりやすいので注意が必要です。保育園や幼稚園などでは
もう一般的な風邪のウイルスのひとつになりつつありますが、小さな赤ちゃんは不要な外出な
どは控えましょう。特別な特効薬がある感染症ではないのでやっかいな感染症です。
3.軽い胃腸炎が増えてきています。
「夜、突然数回嘔吐がみられ朝には落ち着き水分はとることができる。」程度の胃腸炎が多く
なっています。ノロウイルスほどの感染力と重症感はありません。無理せずゆっくり、嘔吐の
波が過ぎるまでの1~2時間はゆっくり待ちましょう。少しづつ、少しづつ、あわてないで、
イオン水(お茶、湯冷まし)から始めましょう。
4.おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)が増え始めています。
じわじわと途切れることなく今年はおたふくかぜの流行がみられます。予防接種を受けている
方はかかっても軽く済みますし、今年当院で診断した患者さんの中には予防接種をしても罹っ
たという方はほとんどいません。インフルエンザとの同時接種も可能です。1歳でMR,水痘と
の同時接種もお勧めします。合併症の髄膜炎、難聴など以前いわれていた発症率よりも高いと
いわれています。あまり軽くみてはいけない病気のひとつです。自費での接種になりますがお
勧めします。
ワクチン接種で病気を予防することができるようになって人類の歴史は大きく変わりました。
子どもたちを防ぐことができる病気から守ってあげるのは私たち大人の責任だと思います。
日本のワクチン行政はまだまだ先進国に比べると遅れています。残念ながら施政者たちは子どもの命よりも形の見えるもの、すぐにお金になるもの、が大好きのようです。眼に見えない大切なものを大切に生きていきたいと思います。
9月も10日を過ぎましたがまだまだ残暑が続いています。暑さにうんざり、疲れ気味のお子さんもいます。明日からは秋雨前線の出現で、涼しくなっても今度は気管支喘息には嫌な気候になってきます。体調を整えていきましょう。
1、夏のウイルス感染
手足口病、など夏に多いウイルス感染がまだ出ています。徐々に減ってきていますが高熱で
その後に手、上腕、下肢、などに発疹の出る手足口病は、まだまだ要注意。
2.RSウイルス感染が増えています。
8月中旬ごろからこんな時期にもうRSウイルスが保育園を中心に流行中です。鼻水が多くて
ゼロゼロ、咳がひどく夜に何度も起きてしまう、こんな症状はRSウイルス感染症かもしれませ
ん。乳児期のお子さんは重症となることもあるので早めに受診してください。
また、 保育園ではやっているから検査をするように言われたと来院する方もいらっしゃいま
すが、保険診療でできる検査ではなく、また診断がついたとしても治療に変わりはなく、入院を
前提として必要と認めたときにのみ検査を行います。RSウイルスというだけで異常に神経質に
なる保育園が多く、小児科医はこの時期困ることが度々です。冷静にお子さんを中心に考えてあ
げたいものです。
3.気管支喘息、気管支の過敏な咳
気温、気圧の変化の多い季節です。また台風もいくつか来て、咳のひどくなってきた方が続い
ています。しっかり内服薬、吸入をつづけていきましょう。
4.おたふくかぜ
小学生を中心にそのご兄弟、お友達と感染が広がりつつあります。髄膜炎や難聴の合併症もあ
るいやな感染症です。予防接種以外のたいさくはありません。
関西地方で、はしか(麻疹)の流行が出始めている地域があります。
栃木県ではまだ感染はみられていませんので冷静な対応をお願いいたします。
①.1歳になったらすぐMR、水痘のワクチンの接種を。
⓶。1歳での接種を忘れていた方で年長さんまでの方は自費でもMRワクチンを。
⓷.年長さんは早めに第Ⅱ期のMRワクチンを。
MRワクチンも不足している現在、ワクチン接種の優先順位は上記です。(国立感染症研究所案)
流行の拡大次第ではワクチンの十分な供給の見通しがついて来たら、成人、1歳以下の乳児も対象に
なるかと思われます。拡大せずに収束することといいのですが。風疹の流行の時と同様、国としての抜本的なワクチン政策の見直しが必要と思われます。
さて、
運動会、遠足など行事の多い季節です。疲れをためないように、ゆっくり休んで栄養をとって、いい秋の日を楽しみましょう。
まだ梅雨が明けませんねー。洗濯物は乾かないし、カラットした空気が恋しいこのごろです。
1.軽い胃腸炎が多くなっています。
感染性胃腸炎にしては軽い、嘔吐は1~2回、熱もなく、下痢を伴
わないお子さんも大勢います。
軽いウイルス感染なのか、この気候の疲れなのか、食欲がない時
は無理せず、消化のいい物をたべ、少し早めに十分な睡眠をとっ
て養生しましょう。
2.夏のウイルス感染が増えてき始めました。
昨年は、手足口病が大流行しましたが、その反動か今年はまだ
まだ流行といえるほどではありません。先週から少しではじめて
います。
発熱があり、喉を痛がって飲めない、食べられない、上下肢に発
疹なら手足口病かもしれません。食べることができるようになる
まで、無理せづ、飲める物、食べられる物を少しづつあげしょう
熱もなく食事がとれていれば大丈夫です。
3.マイコプラズマ感染症も一部の地域、学校ででています。
熱が夜になると上がり、咳がひどく、なかなか治らない。
抗生剤は飲んでいるのに。と受診する小学生。簡易検査で
マイコプラズマ感染が陽性に出て診断される方がいます。
長引く咳、熱にはご注意を。
4、アデノウイルス感染、溶連菌感染の方もまだいらっしゃいます。
高熱、のどの痛み、発疹などの症状がある方は受診して検査で
診断されることが多くみられます。流行のピークは越えたかな?
こんな天気がつづいているので気分や体の調子も シャキッとしませ
んがもう少しでカラットした太陽がでてくるでしょう。暑さも大変だ
けど体力を落とさないように気を付けてお過ごしください。
6月、梅雨の季節を迎えました。この気圧の変化にとても敏感に反応してきているお子さんが増えています。これからの約1か月半、体調を整えて夏を迎えましょう。
1.気管支喘息発作、過敏な咳の方が増えています。
天気予報よりも敏感に気圧の変化、気温の変化に敏感に反応し
て症状がでています。定期的に服用するお薬はしっかり続けま
しょう。ひどい咳、夜眠れなかった咳のお子さんは受付でそう
伝えてください。早く診察いたします。
2.アデノウイル感染症が増えています。
高熱がつづく、朝は下がっていても夕方から夜にかけて39~
40度近い熱が上がったり下がったり。眼が赤く、時には目やに
も出る。そんな症状のお子さんが増えています。診察して疑わ
しい場合は、喉の拭い液で迅速診断をおこないます。
今週は日に数名のお子さんが診断されます。これといった治療
薬はないので、安静と水分の補給をしっかりして数日たてば
スーと解熱します。以前にプール熱、咽頭結膜熱といわれてい
た感染症はこのアデノウイルス感染症です。
3.溶連菌感染症
1か月前から増加傾向がみられています。発熱、元気がない、
のどが痛い、細かい発疹が出た、など受診の理由はいろいろで
す。のどが真っ赤なお子さんが多いのですがこの頃はさほど
真っ赤でなくても溶連菌陽性のお子さんが多くなってきていま
す。診断がついたら抗生剤を1週間、抗生剤の種類によっては
10日間服用しなければいけません。園、学校はお休みですが症
状の程度によって登校許可までの期間がきまります。
怪しいなと思ったら受診してください。
4.流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)
じわりじわりと増加傾向がみられています。
この地域はまだ小学生が中心ですが拡大してくる可能性はあり
ます。重症のお子さんは髄膜炎を合併したり、難聴の原因の多
くはおたふくかぜともいわれています。あまり軽く見ないでい
ただきたい感染症です。予防注射以外の対策はありません。
予防接種をおすすめします。
以上この頃の診察からのおしらせでした。梅雨の合間の青空がとて
もうれしいこの頃です。元気をだして梅雨を乗り切りましょう。
日本脳炎のワクチン接種年令について日本小児科学会からコメントが出されました。り患リスクの高い者に対しする生後6か月からの接種を推奨するといううものです。
リスクの高いとは ①日本脳炎流行地域に渡航、滞在する小児。
②最近日本脳炎が発生した地域・
豚の日本脳炎抗体保有率が高い地域に居住する
小児。
①②についての詳細は小児科学会hpをご覧いただくか、院長にお尋ねください。当院でもこの方針に従いご希望の方には生後6か月から接種いたします。ご希望の方はお申し出ください。