昨日今日は少し暖かく感じますが、一年で一番寒い時期に入りました。小児科の診察室も先週の静けさからバタバタと混んでき始めました。
1.インフルエンザの流行期にはいりました。
今週に入って特に今日から増え始めました。近隣の学校ではまだ大きな流行というほどではありませんが一部の保育園、学校などでは流行がみられています。
症状は全体的に重症感のあるお子さんは少ないように感じますが、インフルエンザですから油断せずしっかりと診断、治療していきましょう。
A型がほとんどですがB型も少し混在しています。毎日の生活をしっかり、無理せず、手洗い、うがい。簡単なことのようですが気を付けて過ごしましょう。
2.水痘もまだ出ています。
一部の保育園、幼稚園での流行がまだ後を引いています。予防接種をしているお子さんでも発症しますが軽症で済むことが多く、決して無駄ではありません。
この10月からは1歳の方は定期接種となることになりました。数年後には水痘をみることは激減するでしょう。対象が広い年齢層に拡がるといいのですが。
3.感染性胃腸炎もまだまだです。
ずいぶん減ってきましたが、まだまだ嘔吐、下痢のお子さんはいます。よーく手を洗ってね。浜松市の給食のパンによるノロウイルス感染はどこでも発生する可能性
があリ、はやくワクチンが開発されることを期待しましょう。
4.その他
昨年末から近隣の小学校で伝染性紅班(リンゴ病)がでています。別の学校では手足口病がでています。もう下火にはなってきていますが、子どもの病気にも季節感
がなくなっているのです。どちらも軽く、学校を休む必要のない病気です。でも気を付けてみてあげてくださいね。こんな季節に?・・なのです。