2014/06/24診療・感染情報 6月24日
梅雨本番です。気圧も気温も激しく変化し、過ごしにくいなあと感じる日が多いこのごろです。疲れをためづ、無理せづ、体をいたわって梅雨をのりきりましょう。
1.ウイルス性胃腸炎:おなかに来る風邪 が増えています。ノロウイルスやロタウイルス感染症のように激しい胃腸症状ではありませんが、「気持ち悪いくて、おなか
がいたい」というお子さんが多くみられます。症状はそんなに重くはありませんがゆっくり休んで、食欲ももどってから学校に復帰しましょう。
無理をするとかえって回復に時間がかかります。
2.夏風邪、アデノウイルス感染、などが増えてきています。
いまのところ手足口病、ヘルパンギーナなどはまだほとんど見えませんが一部の園ではアデノウイルス感染症が出ています。
手洗い・うがいをしっかりと。
3.気管支喘息、咳発作
こんな天気、急激な気圧の変化、停滞する前線など喘息のお子さんや気管支の敏感なおこさんにとってはとても嫌な気候です。長引く咳、ぜーぜー夜苦しそうな呼吸
などのお子さんが増えています。きちんと薬をのんでコントロールされているお子さんはひどくなることはあまりありませんが、この季節は油断せづ、体調管理は
しっかりと。
夏至もすぎ、毎年のことなのに「ああ日がまただんだん短くなってしまう」と少しさみしい気分になるのですが、夜が長くなることを楽しくとらえればいいわけで、
本を読んだり、映画を見たり、早く寝てぐっすり休んで。一日24時間に変わりはないのですからね。子どもたちも忙しくて、疲れているんだなあと感じることの多いこの
頃です。