チエ先生の日記

2009/08/21森からみえるもの

 先日、何気なくつけたテレビで古い森を守っているおじいさんの話に感激しました。
 森をなす木々のどれをとってもそれぞれ根の張り方、伸び方がみな様々にちがい、大地にしっかりと根をはって森をつくっているのだというのです。
一見自然そのままに見える森も古い大木も、きちんとそれぞれが共に伸びやすいように手入れされ、何百年と生き続けている。
そういう森はどんな大雨や台風にも崩れることなく静かにじっと時を刻んでいく。
人間の社会も同じなのではと思いました。
みなそれぞれがちがいながら、ちがうからこそ強く、
そこにみなが生きやすいようにすこしだけ手を貸してあげればいい。人間の世界も何千年の森も同じ自然そのものなのですから。
そう思ったら少し変わった人も、病気を持った人も、いろいろな人がいて成り立つ社会が今までと違ってみえて来ます。
いろいろあって、いろいろな人がいて、その幅と深さが広く、深いほどいい意味でおとなの社会なのでしょうね。
さて今の日本は・・・・

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