2009/11/10小さな声ですが
先月、毎週のように小児科の先生方の学会、勉強会、会議、が続きました。多い週は4回も。多くの新しいことを学んで日々の診療に役立たせようと思って帰ってくるのですがなかなか思うようにいきません。そこにこのインフルエンザの流行です。納得のゆく医療の前に、多くの患者さんを診療することのほうが優先されてしまいます。ご迷惑をおかけしているなあと感じています。この場でおわびいたします。小児医療について熱く語る勉強会もありました。他県の小児医療への取り組み方、その積極性、もっと小児科医も発言、行動しなければいけない時代だとおもいます。でも自信たっぷり大きな声をはりあげるひとよりも、少しはずかしそうに正しい事をきちんと言う人のほうがすきだなあ。今回のインフルエンザワクチンのことも、小児救急のことも現場の声はなかなか届いていないのです。小さな声もまとまれば大きくなるはず。まずは発声練習、宇都宮の小児科医たちも、ちいさな声をすこし出してみたところです。