５月ももう一週間でおわりです。まだ一週間もある、という言い方もできます。
どっちでもいいようで随分ちがう生き方ができそうです。
　この４月から週一回かわいい女子大生に小児科の講義をはじめました。毎週のことで大変忙しく、どうなる事かと思いながら、まあいい経験とお引き受けしたのですが・・・。我が家の娘と同じ年代だし、箸がなんとかでもうるさい年ごろ、さぞや私のつまらない講義など寝ているか、おしゃべりばかりかと思っていたのです。まあそうそうお行儀よくはありませんが、でも想像以上にみな素直でかわいく少々のおしゃべりなんて許しちゃう、気になってしまいます。
この子たちが近い将来保母さんや幼稚園の先生になって、また母親となって子ども達を育てていくと思うと一回一回の講義をおろさかにはできないなあと思います。最低限の知識、最高の愛情をもって子どもの世界に入っていこうとするかわいい女性に次の時代を明るくげんきに生きていってほしいなあと思います。あなた達と同じ年のころ私はあんなに明るくキャッキャッと楽しそうだったかしら？二十歳の春、なんてすばらしい時間でしょう。あなた達のエネルギーをもらいながら私ももっと元気をだそう。小娘たちのおしゃべりに負けないように。