チエ先生の日記

2010/02/02ちいさな本屋さん

またまた、アットいう間にもう2月です。昨日の雪もあっという間に融けてしまいました。
今日のラジオ(実はラジオ好きなのです。むかしむかしの深夜放送の時代からラジオはお友達です。)そうラジオで全国的に本屋さんが減っているという話がありました。そういわれればあそこの本屋さんも、ここにあった本屋さんもなくなってしまったなあとさみしくなってきます。
何となく少しの時間ができると本屋さんにはいって書棚を眺めたり、雑誌を拾い読みしたり、絵本をよんだり、特別読書好きでもないのにそんな時間が嫌いではありません。小さなころ
となり町の小さな漁村にちいさな本屋さんがありました。少し前まではおおきな地主だったというそのおじさんは田舎には似合わない、きれいな都会の言葉を話すしゃれたおじさんでした。1年に何回か父につれられていく私に「好きな本あげるよ。」といつもにこにこと優しい声をかけてくれました。どれが読みたいとも面白そうとも判らない、字もまだ満足に読めない子どもだった私が選んだ一冊を大事に読んでねとやさしく手わたしてくれた其の場面が映画のシーンのように目にうかびます。そのおじさんはそのころもうほとんど本の題名も私の顔も見えなかったのです。 その本は「少女ポリアンナ」 大切な思い出の1ページです。

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