てらもと小児科からの
〜 お知らせ 〜

2011/06/21日本脳炎ワクチン対象年齢が拡大されました。(6月20日)

日本脳炎ワクチンの接種対象年齢が3才~16才(平成7年6月1日以後に生まれた方)に
拡大されました。
Ⅰ期の不足分も、Ⅱ期(9才以上16才)も接種可能です。母子手帳をご覧になって空欄のある方は接種をおすすめします。良くわからないという方は、当院スタッフまたは院長にお尋ねください。

2011/06/10診療 ・ 感染情報 6月11日現在

暑いけどうっとうしい日が続いています。先日の感染情報のあと、一時落ち着いたかに見えた伝染性紅斑(リンゴ病)がまた目立ってきました。
ヒトパルボウイルスB19の感染です。お子さんの顔・ホッペが赤くなっておかしいなと思ったらこの感染症を疑ってください。この発疹に気づいて、腕と下肢をよくみるとレース状網目状の発赤にきずくはずです。発疹が出たときにはウイルスの排泄はありませんから全身状態がよければ保育園、幼稚園、学校に行ってもかまいません。
 
水痘、流行性耳下腺炎もすこしみられます。
軽い胃腸炎も。

インフルエンザはこの2週間でていません。

子ども達もまだ高温多湿のこの気候になれずに熱を出しやすいこのごろです。疲れを残さず
ぐっすりと早めに寝て体力を温存しましょう。暑さの夏はもうすぐです。

2011/06/01診療 ・ 感染情報 6月1日現在

6月です。つめたい雨の梅雨空がおもーい感じです。
台風まで来て運動会は延期になったり、咳が続いたり、忙しいこのごろです。体調を整え、気候の変化に気をつけて過ごしましょう。
 
1.喘息、咳の出ている方が増えています。明らかな喘息発作出なくても咳が長引いたり、
  咳発作がつづいたりのお子さんが増えています。早めに受診してすこしでも早く咳が楽に
  なるようにしていきましょう。

2.胃腸炎が続いています。
  軽い症状のお子さんがほとんどです。下痢だけ、吐いても数回で元気に食べることが
  できるお子さんがほとんどですが、、 あまり長引かづに整腸剤程度で治っています。
  食中毒も怖い季節です。 食品の保存、管理に十分気をつけましょう。

3.おたふくかぜ、水痘も一部の保育園、などでは出始めています。 

体調管理に気をつけましょうといっていた私が先週末から風邪の鼻、咳症状でご迷惑をおかけしています。医者の不養生です。こんなことでは風邪をひきそうだなーと思ったらやっぱり
きました。「疲れがたまったり、ちょっとアブナイなあと思ったらはやくゆっくり休む事です。」
なんて偉そうなこと、もういえないなー。と反省しております。みなさんはこんなことにならないようにゆっくり体をいたわって、おだいじに。

2011/05/19診療 ・ 感染情報 5月19日現在

風薫る5月。すがすがしい日が続いています。お弁当をもって近くの公園に・・・の気分ですね。
子ども達もようやく学校や幼稚園になれてきたころでしょうか。もちろんママたちもお弁当作りが少し楽しくなってきたころですね。小児科の外来もおちついています。大きな感染症の流行はありませんが、小さな流行はみられます。

1.溶連菌感染症がでています。
   
のどが痛い。熱がある。舌に赤いぶつぶつがでている。
   あまり高くない熱のわりには元気がないなどがあったら受診してください。
   抗生物質をしっかり内服すれば大丈夫な感染症です。

2.インフルエンザがまだすこし。
   一部の幼稚園、学校でA、Bともに出ています。小さな流行で終りそうです。
   園や学校での流行状況を知っておくことは大事です。
   流行中の園のお子さんの発熱には気をつけましょう。

3.気候が安定しなかったGW最後のころや先週は喘息の発作の方、咳が止まらないという方が多くみられましたがこの数日のいい天気で少し落ち着いて来ているようです。
今月末や、来月早々に運動会や遠足がある園、学校もあります。
体調を十分整えてたのしく参加できるように気をつけてすごしましょう。

2011/04/19診療 ・ 感染情報 4月19日現在

新学期がはじまり、子ども達もパパ、ママもどことなく緊張しながらの毎日を過ごしていらっしゃるのではないでしょうか。子ども達にもこの疲れが少し出てきているようです。
お家に帰ったらゆっくりと過ごして、ぐっすり寝て、学校での疲れを残さないように。もともと学校は楽しいところでなければ・・とわたしは思っています。(特に小学校は)
今週の小児科の診察室では

 1.胃腸炎もまたでてきました。
    症状は比較的軽いお子さんがほとんどですが、ロタウイルス感染による胃腸炎もまだ
    いらっしゃいます。体調を整えて、手洗いを。
 2.溶連菌感染症が増えています。
    喉がいたい、熱、細かい発疹が出てきた、舌が赤くイチゴの種のようなブツブツが出る
    などの症状が出ます。
    診断は喉の検査ですぐ判ります。抗生剤をしっかり指示どおり最後まで飲みましょう。
    治癒証明をもらってからの登園、登校になります。
 3.りんご病(伝染性紅斑)がはやっています。
    ホッペがりんごのように真っ赤。少しほてっている。元気なのに。
    腕や太ももをみると赤いレース状の発疹がでていたらもうこれはリンゴ病です。
    ヒトパルボウイルスB19の感染によるものですが、発疹が出たときにはもう感染力は
    ほとんどないと考えられているので全身状態がよければ登園はかまいません。
 4.水痘
    少しですが流行の兆しが。
 5.インフルエンザ
    一部の保育園ではまだ患者さんがでています。B型の方も。
    頭痛を伴う発熱には注意です。
 6.気管支喘息
    気候の変化の激しい季節です。気管支のデリケートなお子さんはしっかり内服、
    吸入を。咳がめだってきたら早めの受診を。

2011/04/11診療 ・ 感染情報 4月11日現在

4月。春、桜、入学おめでとう。いつもの春とちがう春だけど1年生になったみなさん、ご家族のみなさん、入学おめでとうございます。こんな春だからなおさら1年生になった喜びをふかく胸にきざんで毎日をたのしく生きていきましょう。
小児科の診察室はおちついています。
胃腸炎もインフルエンザも水痘もおたふくかぜも学校、幼稚園がおやすみのこの時期はいっしょにおやすみです。
新学期がはじまるとまたいろいろな病気が増えてくるでしょう。
新しい環境、新しい先生、お友達お子さんにとっては大人が考える以上におおきな不安を抱えたスタートの時期です。
それだけでなく、まだまだ地震への不安、恐怖は想像以上です。(新潟地震を小学生で体験した私は40年以上たったいまでもそのころの怖さを思い出します。)
トイレが近くなったり、夜泣きが多くなったり、赤ちゃん帰りがはじまったり、等等いろいろな症状が子ども達にでています。
ギュッと強く抱きしめて、「だいじょうぶだよ。」と安心させてあげてください。
繰り返されるTVの震災の映像は大人が考える以上にこどもの恐怖心を増加させていきます。余震がつづいている今、先のみえない原発を抱えた今、子ども達を守ってあげることが大人の私たちの大きな仕事です。

2011/03/01診療 ・ 感染情報 3月1日現在

3月、春です。でもまだ雪が舞ったり、つめたい風のふく冬も同居の春です。身体もこの気候の変化にまだまだ慣れず、とまどっています。体調の管理をしっかりして素敵な春を迎えましょう。

1.インフルエンザの流行ピークは過ぎましたがまだまだ落ち着きません。
  少しA香港型が増えてきている印象も、また先週からB型もでています。基本は手洗い、うがいです。
  春本番までもう少し、油断せず体調を整えていきましょう。

2.胃腸炎が流行中です。ロタウイルス感染による胃腸炎が増えてきています。
  吐いてから水のような、オムツからはみ出るような大量の下痢が始まります。
  熱をともないグッタリして点滴が必要になるお子さんもいます。
  グッタリしたら早めに受診してください。

おたふく、水痘もまだ少しでています。まだだらだらと途切れなく少しずつ流行中です。
  合併症も怖い病気です。予防接種をおすすめします。同時に2つの予防接種も行います。
  
4.MRワクチンはおすみですか。年長さん、中学1年生、高校3年生でMRワクチン接種が終っていない
  方は3月31日で無料接種期間が終ります。急いで接種しましょう。
  いつでも接種いたします。

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