2010/02/12診療 ・ 感染情報 2月12日現在
1、ウイルス性胃腸炎流行中
吐いたり、下痢したり、「お腹がいたい」 のお子さんが大勢いらっしゃいます。保育園、幼稚園で流行中です。日頃から体調の管理と手洗いをしっかりしましょう。でも移ってしまうんです。吐いたらあわてづ、嘔気の波が過ぎるまであわてづ少し待ちましょう。最後に吐いてから1時間半から2時間たってからすこしづつ、すこしづつ、ゆっくりイオン水などからはじめましょう。ゆっくりとすこしづつ、あわててごくごく好きなだけ飲ませたりするとまた吐いてしまう事が多いのです。
2、RSウイルス感染症のお子さんも増えています。
ちいさな赤ちゃんは鼻がずるずるでて、つまって呼吸が苦しくなってしまいます。そのうち咳がではじめ熱も出て細気管支炎や肺炎になるお子さんもいます。早い時期に受診してください。こまめに鼻を吸引し、しっかり治療して悪化を早く防ぎましょう。
すこし大きくなったお子さん達にも、鼻が出て咳がひどく、熱があがったり下がったり、今年はこういうお子さんが多い傾向がみられます。こじれる前に早めの対応をしましょう。
3、おたふくかぜ(流行性耳下腺炎) まだすこしいらっしゃいます。
耳の下のあたりの痛み、腫れには注意を。髄膜炎や難聴など合併症も怖い病気です。
予防接種をはやめに。
4、新型インフルエンザ:日に数人の患者さんがいらっしゃいます。もうワクチンをうっていられる方も多く、軽症ですんでいる方がほとんどですが、だらだらつづくような気配です。