2022/04/04診療・感染の状況 4月4日現在
桜の花も満開なのに肌寒い日が続きます。気温の上がり下がりが激しく体調を崩すお子さんも多くなってきました。お子さんのコロナ感染症もやや減ってきているように思いますが春休み中ですから当然でしょうか。
1.コロナ感染症
2、3月当院では数名ずつの抗原検査陽性のお子さんが出ていました。皆さん1~3日ほどの発熱はあ
いますがその後解熱し経過は短くインフルエンザより軽く、症状に対するお薬と解熱剤程度で回復
しています。
現在のオミクロン株に対しては過度に怖がることなく,淡々と感染防止(密をさけ、換気、マスク
うがい、手洗い)と、十分な睡眠と栄養、体力維持に努めることが一番かなと思います。
2.ウイルス性胃腸炎
感染力の強い胃腸炎はかなり減ってきていますがまだ、下痢・嘔吐のお子さんは多くいます。
寒い,暑いの激しい気温の変化に体調を維持するのは大変な時期ですが、無理せず、ゆっくりお過
ごしください。
3.気管支喘息・咳
この気温の変化、気圧の変化から敏感な方は咳、喘息発作を起こしてくる方が増えています。
喘息と診断されたことのある方、喘息っぽいといわれたことのある方のこの季節の咳は要注意で
す。早めに受診してください。出ている定期のお薬はきちんと飲みましょう。
今年の春もまだコロナの中の花見となりました。
淡々と日常を過ごしていくことの大切さを感じています。皆さんお身体を大切に。