2022/06/25診療・感染症情報 6月25日
夏至がすぎ、今年も夏がやってきました。体調を壊しているお子さんがたくさんいます。気温の変化、じめじめした気候、急激な気温の上昇など大人でも大変なのに、ましてちいさなお子さんたちにはより大変です。
1、急性胃腸炎
風邪症状に伴った、そんなに重くない胃腸炎があちこちの保育園、幼稚園ででています。
ゆっくり休んで、消化のいいものを少しづつ飲んで、食べて。無理をしないことです。
2.RSウイルス感染症
鼻水、激しい咳、発熱を伴うことも。一部の保育園、幼稚園でみられます。数年前までの秋から
初冬にかけての流行ではなくなってきています。特効薬はないので症状に対するお薬になりますが
乳児、小さなお子さんは特に気を付けましょう。
3.手足口病
一部の保育園、幼稚園で出ています。喉は赤く発熱は1~2日、上・下肢、手、足に赤い発疹が出ま
す。特別な治療はありません。発疹が残っていても機嫌よく普段の食事が取れれば通園は可能です。
4.新型コロナ感染症
この2週間、当院では陽性の方はほとんどいません。
ずいぶん落ちついてきていますが今後どうなるか慎重に診ていきたいと思います。
地球上の様々なところで異常気象と思われる変化がおきています。急激な気温の上昇もそうでしょうか。
体が慣れてくるまでには時間が必要です。無理せづ、ゆっくり、過ごしましょう。時にはダラダラ過ごすこともいいのではないでしょうか。