2013/12/06診療・感染情報 12月6日
だんだんと寒くなり、冬に多い感染症もふえてきました。
1.感染性胃腸炎
突然吐きだしてお腹を痛がって・・増えてきました。ほとんどがノロウイルス感染症。いくらか軽い感染性胃腸炎もありますがこの季節ノロウイルス感染症が増加しています。近隣の小学校でも
感染が始まりました。日頃から体調に気を付け、手洗い、うがい、いつもの感染予防です。もし嘔吐がはじまったら、少し様子を見て最後にはいてから1時間半ぐらいたってからイオン水を少しづつ、
少しづつあたえはじめましょう。乳製品やオレンジジュースではまた吐いてしまいます。
2.RSウイルス感染症
この数年珍しくない感染症になってしまいました。風邪のウイルスのひとつですが幼稚園、保育園を中心に流行は広がり防ぎようがないウイルスとなりました。大人や大きなお子さんたちは鼻風邪
程度で済む場合がほとんどですが、小さな乳児や喘息や心臓の病気を持っているお子さんにとっては大変です。小さな赤ちゃんはがいるご家庭の皆さんは特に風邪をひかないように手洗い、うがい、
規則正しい無理のない生活を心がけましょう。
3.風邪? アデノウイルス感染症も先週は多くみられました。、
こんな季節にアデノウイルス感染症が先週は1日に1~2名も。「高熱が続いて受診、眼も喉も真っ赤で検査をしたらアデノウイルス感染症でした」の方がほとんどです。高熱が続いていたら・・・
ひょっとするとアデノウイルス感染症も考えておいたほうがいいかもしれません。
4.インフルエンザ
2週間ほど前、北のほう、東のほうの小学校の一部にインフルエンザの流行(B型)がみられましたが拡大せずに終息したようです。例年通り冬休み明けからの1月下旬ごろからの流行になるのでは
ないでしょうか?体調を整えて、無理せず、手洗い、うがい、を習慣にして12月をあたたかくおすごしください。