2011/08/02診療 ・ 感染情報 8月2日現在
暑い夏から蒸し蒸しの梅雨に逆戻りのこのごろですが体調をくずしていませんか。
学校、幼稚園が夏休みに入り小児科の病気も少し落ち着いてきました。
伝染性(感染性)の病気はすこしおちついて、
1.リンゴ病(伝染性紅斑)はまだみられますがへっています。
真っ赤なホッペ、腕、大腿部のレ-ス様発疹があれば疑い濃厚です。
パポバウイルス感染ですが真っ赤なホッペがでたらもう感染のおしまいのサインです。
学校も幼稚園も保育園も行っていいのです。
2.手足口病
増えてきていますがいろいろな形があります。肘、ひざ、おしり辺りを中心にやや大きな
発疹と口腔の症状に乏しいタイプや発疹はパラパラだけど口の中が痛くて食べられないと
いうタイプなど・・。
熱もなく、食べられて、げんきならば登校と登園は可能です。
3.その他の夏風邪
ヘルパンギーナも今そう多くありません。
発熱に、下痢、嘔吐をともなう風邪が少し増えていますが症状は軽く長引いていません。
夏休みでおじいちゃん、おばあちゃんの家にかえっているお子さんも多く、今は赤ちゃん達の予防接種が大勢です。
まだまだ暑い日がもどってくるかもしれません。体調をととのえておきましょう。
決して無理はしないように。まだまだ熱中症にも注意を。