2019/06/20診療・感染情報 7 月8日
梅雨真っただ中のこの頃、気温気圧の変化の大きい日が続いています。
気管支喘息のお子さん、蕁麻疹の出ているお子さん、高熱が長く続いているお子さん、胃腸炎のお子さんなどいろいろな症状のお子さんがいらっしゃいます。体調を壊しやすい気候です。無理せづゆっくり休んで、疲れを残さないようにしましょう。
1.夏のウイルス感染
アデノウイルス感染症(プール熱)が出てきています。冬でも小さな流行がみられるこの頃ですが、
高熱、のどの痛み、結膜炎などの症状があったら早めに受診してください。
RSウイルス感染症
こんな季節に・・ですが一部の保育園で年少児にいらっしゃいます。大きな流行にはなっていません
が小さなお子さん、赤ちゃんの咳、鼻がひどくなってきたら早めに受診してください。
その他のウイルス感染症
37℃から39℃台の熱の上下を数日繰り返し、風邪症状を伴うウイルス感染のお子さんがみられます。
特に特徴のある症状もなく4、5日で解熱しています。不安に思うご家族も多い発熱ですが採血で見て
もウイルス感染の所見です。元気もあり食欲もあれば少しゆっくり見てください。高熱の持続があれ
ば早めに受診してください。
ウイルス性胃腸炎
風邪症状に伴い、数回の嘔吐、下痢のお子さんが増えています。感染力の強いロタウイルス、ノロウ
イルス感染症の症状よりはずっと軽く、数日で回復していますが、決して無理せずゆっくり休んで
給食が食べられるくらいまで回復してから登校、登園しましょう。
水痘
先週一部の幼稚園、小学校で水痘のお子さんが出ていましたが、大きな流行にはなっていません。
2日目の予防接種をしていないお子さんが3歳児健診の会場では見受けられます。3歳までは無料。
もう一度ご確認ください。