2011/02/07診療 ・ 感染情報 2月7日現在
立春をむかえどことなく陽ざしのなかに春をかんじるこのごろです。しかし、小児科の外来はまだまだバタバタしています。
1.インフルエンザ流行中
この2週間インフルエンザのお子さんが増えています。ほとんどがA型で新型といわれています。
当院ではまだ昨くシーズンにA新型にかかり、今年もまたかかっている方(おそらくこのタイプはA香港)はいらっしゃいませんが15%ぐらいはA香港といわれていますから油断せず、しっかり体調を整えておきましょう。
2.水痘流行中です。
一部の保育園、幼稚園で患者さんがでています。予防注射をおすすめいたします。
3.ウイルス性胃腸炎もまだ多くみられます。
ノロウイルスからロタウイルスに変わってきているようですが症状は様々です。脱水に気をつけて
すこしづつ水分補給を。
4.RSウイルス感染も多くみられます。
小さな赤ちゃん達がかかると重症の気管支炎、肺炎になりやすい風邪のウイルスのひとつです。
インフルエンザよりもヤッカイなウイルスともいわれています。
鼻水タラタラから咳コンコンがひどくなってきたら早めに受診してください。
5.その他 おたふくかぜ、アデノウイルス感染症は減ってきています。
こんなふうにインフルエンザ以外にいろいろな感染症が混在しています。
どんな感染症も基本はゆっくり休んで、手洗い、うがい、です。
必ずスーと流行が落ち着く時がきます。それまでは無理せず体調管理をしっかりしていきましょう。
もう春ですもの。